授乳と搾乳の手順を考える
搾乳を毎日8回するとなると、時間をどう使うか悩む方が多くいらっしゃるようです。
私の場合、赤ちゃんはおちょぼ口でおっぱいの乳首を咥えられませんでした。
直母をトライしてみたかった私は、赤ちゃんがすこし成長するまで搾乳でしのぐことにしました。
試行錯誤の末、毎回の流れは、まず調乳からとなりました。
直母を目指した挑戦を書いた記事のダイジェスト版は以下を参照ください。
3時間おきに搾乳をする場合、授乳や器具の洗浄とセットで流れを考える必要があります。
1.調乳 3分程度
(前回搾乳分を温め、粉ミルクを溶かして冷ます)
2.おむつチェック 3分程度
3.授乳 20分程度
(前回搾乳分のあとで粉ミルクを飲ませる)
4.搾乳 20分程度
5.洗浄 3分程度
6.電子レンジで消毒 5分
7.乾燥 次の授乳まで
搾乳は3時間前のものを使うので、冷蔵庫保管のものを、湯煎して温めます。
母乳には殺菌効果があるので、綺麗な哺乳瓶に入れてラップすればOK。
1日の流れ
3時間の授乳のサイクルで、1時間は授乳の作業。残りを、食事や入浴や睡眠に割り当てます。8回目の授乳時は、眠ければ搾乳をパスして睡眠に充てました。
1.授乳後、2度目の就寝
2.授乳後、朝食をとる
3.授乳後、赤ちゃんの入浴
4.授乳後、昼食をとる
5.授乳後、昼寝
6.授乳後、夕食を作る
7.授乳後、夕食をとる
8.授乳後、風呂に入って就寝
授乳時間と搾乳量の推移
赤ちゃんは退院当初、搾乳と粉ミルクを授乳する間に疲れて寝てしまいます。瓶をコツコツ爪で鳴らしながら、30分かけて授乳していました。
しかし、退院からの1週間で、徐々に飲める量が増えていき、1回授乳するごとに60ml程度だったものが、80ml程度まで増加しました。
搾乳量も1回あたり45ml±10mlに増加しました。
直母に向けて、ネット検索も同時並行で進めたところ、次の打つ手が見えてきました。
さいごに
ほとんどの赤ちゃんは、母乳を直接おっぱいから飲む能力をそなえています。
なんらかの理由で、生まれてきたばかりの赤ちゃんが直母をできなかったとしても、途中から直母にシフトすることは技術的に可能です。
しかし、それは搾乳で母乳量を維持されていることが前提となります。
うまく時間をつかって睡眠を確保しつつ、搾乳を継続できるように工夫していきましょう。
直母を目指した経緯を記した他の記事
私の場合、直母に向けたチャレンジを続けた結果、2ヶ月で搾乳なしの「半ミ」にまでこぎつけました。
赤ちゃんが直母をできるようになると、飛躍的に母乳量が増え、8ヶ月目、会社に復帰するころには1回あたり130mlほど搾乳で得られるようになりました。
出産から2ヶ月間の授乳にまつわることをまとめた記事をご紹介します。
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