幼児をつれて家族でスキーに行くのは大変ですが、たくさんの楽しい思い出ができます。
スキー楽しかった!また行きたい!!
今回は、私たち夫婦と5歳の娘の3人でスキーに行ったときの様子や、スキー初心者が補助器具を使うことのメリットをご紹介します。
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家族スキーの様子
私たちは、5歳の娘と一緒に、三連休を使ってスキー場近くに宿泊し、2日間にわたってスキーを楽しみました。
スキーの初心者であった娘をスキースクールに
娘は4歳のときに1回だけ、スキーをハの字にして、斜面を何度かすべっらせたことがありましたが、こけてばかりで大変でした。
そこで今回は、パーソナルスクールに申し込み、マンツーマンで娘をトレーニングしてもらいました。
パーソナルスクールは、1時間ずつ3回申し込んで練習しただけでしたが、娘はおどろくほどスキーがうまくなりましました。
スキー2回目にプルークボーゲンをマスターした
まず、初日の午前中は雪遊びを楽しみ、午後に勇気をだして1時間だけパーソナルスクールに参加(つまり人生2回目のスキーを経験)しました。
すると、娘はハの字で前進すること(プルークスタンス)をマスターしました。
スキー板で雪を踏みしめながら進む感覚を身につけることができたようです。
最初は怖かったけど、すぐにうまく進むようになった。
去年は私たちが教えても、ここまで上達しなかった。よかった!
スキー3回目に左右に曲がれるようになった
スキーですべることに味をしめた娘は、2日目(つまり人生3回目?)もスクールで練習したいと言いました。
午前と午後、1時間ずつ2回パーソナルスクールで練習させてもらいました。
コーチは娘にスキーで曲がる時のコツをていねいに教えてくれました。
その結果、ボーゲンで左右に曲がれるようになりました。
ボーゲンで滑れると家族スキーを楽しむことができる
2日目の残りの時間は、家族3人で何度もリフトに乗り、スキーを楽しむことができました。
ママやパパにスキーでついていけたよ。
娘は、スキーができるようになってとても嬉しそうでしたし、私たちも娘の成長を目の当たりにして、感動しました。
スキーを上達させるコツは補助器具をうまく使うこと
パーソナルスクールで3時間もスキーを練習すれば、誰でもうまくなること請け合いですが、お金もそこそこかかります。
娘の申し込んだスクールは1時間5千円でしたが、1時間あたり1万〜2万円かかるスクールもあります。
リフト代やレンタル料は別途かかります。
そこで、親が自分で子供を教えるときのコツを、コーチに聞いてみました。
すると、補助器具をうまく使うことがポイントだと教えてくれました。
スキーを上達させる秘訣はとにかく多く滑ること、つまり転ぶ回数を減らすこと
スキー上達の秘訣は、限られた時間の中で、とにかくたくさんすべってみることです。
つまり、練習中に転ぶ回数を減らせばよいということになります。
ころぶと、起きるのに時間がかかるし疲れる。
スキーで転ぶパターンには以下の二つがあります。
✔️ スキーで初心者が転ぶパターン
・ 板が重なる・離れることでバランスを失う
・ スピードが出過ぎてバランスを失う
スキーチップコネクターという補助器具の絶大な効果
そこで、最初のコーチは、娘のスキー板に、スキーチップコネクターという補助器具をとりつけました。
スキーチップコネクターとは、スキーの反り返っているところ(スキーチップといいます)をつなぐことで、ボーゲンをするときに左右のスキーが離れたり重なったりするのを防ぐアイテムです。
スキーチップコネクターを使うと、足を開いたり閉じたりするだけで簡単にスピードをコントロールできます。
初めてスキーに挑戦する人でも、あっという間にプルークボーゲンですべる感覚をつかめるようになります。
そんな道具があるなんて知りませんでした。
スキーチップコネクターを使うことで滑るコツや楽しさを理解することができる
1時間のスクールのあと、スキーチップコネクターをそのまま貸してもらい、家族で何度か緩やかなゲレンデをすべりました。
娘は、器具をつけることで、親の手助けがなくても下まですべり降りることができるようになっていました。
すべれるようになって、スキーが楽しくなった。
スキーチップコネクターを使うタイミングは最初の2、3時間だけがベスト
スキーチップコネクターなどの補助器具は、長く使うとかえって器具に頼るクセがついたり、上達スピードが遅くなったりする可能性があります。
まっすぐ進めるようになったら、外して練習するほうが良いそうです。
2日目のコーチはスキーチップコネクターを使わずに、板を制御することを教えてくれました。
左や右に曲がれるようになった!
私は遠くから娘を見守っていましたが、いったんプルークスタンスをマスターすると、まがり方などはあっという間に習得できたようでした。
初心者用のスキー補助器具には3種類ある
板の先にとりつける器具は、この記事を書いている現在、3種類ほど売られています。
スキーチップコネクターはネジでとめてゴムのロープでつなぐ
1つ目はそれぞれのスキーチップに器具のはじっこを金属のネジではさんでとめつけ、ゴムのロープでつなげるタイプです。
転ぶなどの強めの力がくわわると、すぐに外れるので安全です。
ロープの素材などは違いますが、娘はこのタイプをつけて練習していました。
レビューによると、製品によってはゴムが外れてこわれてしまったり、ネジがゆるくて取り付けられなかったりすることもあるようなので、安価なものは要注意です。
ボーゲンマスターはネジや連結部分もプラスチックでできている
ボーゲンマスターは全体がプラスチックでできている器具です。
転んだら部品がばらけて外れるようになっています。
外れたあと部品をふたたび組み立てるのは、少し手間がかかりますが、コツをつかめばスムーズに取り付けられます。
トライスキー60Kもプラスチック製で、スキーチップをさしこむ形状
トライスキーは20年前にスイスで開発された初心者用の器具で、スキーチップをはめこみ、プラスチックのネジで固定します。
スキー板がどんどん太いものになってきたので、それにあわせてトライスキーの形も変化させ、60Kは5代目となるそうです。
レビューを見ると、かなり良い評価となっています。
補助器具をうまく活用して家族でスキーを楽しもう!
これらの補助器具のお値段をみてみると、ピンキリではありますが、ちゃんとワークするものとなると数千円は見込んでおいたほうがよさそうです。
しかし、あまりにもあっという間にプルークボーゲンができるようになるので、この補助器具は1〜3時間もすれば卒業となります。
さて、この投資はアリでしょうか。少し考えてみましょう。
私はぜったいこの器具を用意したほうが良いと感じました。
家族スキーはとても素敵な経験や思い出となる
スキーは、自然と触れ合い、運動をし、冒険をすることができるスポーツです。
家族でスキーをすると、親子の絆が深まり、思い出が増えます。
そして、家族でスキーをすることで、お互いの成長や変化を感じることができます。
スキーは年齢や性別に関係なく誰でも楽しめるスポーツ
また、スキーは、年齢や性別に関係なく、誰でも楽しめるスポーツです。
子どもは、スキーを通して、バランス感覚や体力、自信や協調性などを身につけることができます。
大人は、スキーを通して、ストレスを発散し、リフレッシュすることができます。
家族スキーは準備の時間や費用がかかって大変
一方で、家族でスキーに行くというのは、意外にも難しいことだとも思います。
道具やウェア、リフト券など、かなりの費用がかかりますし、スキー場に行くには、車や電車など、交通手段を確保しなければなりません。
スキー場に着いてからも、レンタルやロッカー、食事や休憩など、色々な手続きや準備が必要です。
家族でスキーに行くとなると、これらのことが何倍にもなります。
特に幼児や小学校低学年の子供がいる場合の大人の負担は大きい
さらに、幼児や小学生の子どもがいる場合は、スキーの練習や雪遊びの相手、着替えやトイレの介助など、親の負担は大きくなります。
家族でスキーに行くというのは、楽しいことだけではなく、大変なことも多いのです。
家族でスキーに行くことが、いつまでもできるとは限らない
しかし、家族でスキーに行くことは、いつまでもできるとは限りません。
子どもは、どんどん成長していきます。
子供が小学校高学年にもなると塾やクラブ活動で忙しくなります。
いつかは、親と一緒にスキーに行くのではなく、友達と一緒にスキーに行くようになるでしょう。
いつかは、スキーに行くのではなく、他のことに興味を持つようになるかもしれません。
温暖化してスキーできなくなるエリアも増えそうです。。。
家族でスキーに行けるうちに、できるだけ行く!
だから、子供が未就学児や小学校低学年までのいまこそが、家族スキーを楽しむチャンスだと言えます。
未就学児は体力がなく、午前や午後それぞれ2時間もすべることができないかもしれません。
わずかな時間でプルークボーゲンをマスターして、家族と一緒に滑ることができるなら、信頼できる器具に頼るのは、良い作戦かもしれません。
おわりに
家族でスキーに行くというのは、とても大変なことですが、素敵なことでもあります。
家族スキーにご興味のある方は、ぜひお子さんが4、5歳のうちからスキー場に連れて行ってあげてください。
大変さを乗り越えることで、家族の絆が深まり、思い出が増えることうけあいです!
子供用ゲレンデやレンタルの有無を事前にcheckしましょう。
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