一級建築士の合格ノート

一級建築士の製図対策に見学は必須・ノートにまとめて他の課題と比較する

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見学は行くに越したことはなし

平成28年の設計製図の課題は保育所、児童館・子育て支援施設でした。実務経験のない私は、積極的に施設見学に行きました。

百聞は一見に如かずと言いますが、課題に即した実際の建物を建築士会で選定して見学会を開催してくれるので、行かない手はありません。早めに申し込んで、結果を待ちます。

その他、行ってみたい施設に電話で手当たり次第見学を申し込み、受け入れてくれるところを探しました。

今回は、見学した施設の様子をまとめたノートをご紹介。

見学をしたら、すぐにノートにまとめてみる

保育園はセキュリティーの関係で、一級建築士の製図のための見学を許可してくれるところはありませんでした。

近い将来子供を授かる可能性も無いわけではなかったため、実際に保育園を利用する立場で見学を申し込むしかありませんでした。

見学中の裏動線についての質問は少し不審に思われたかもしれません。。。

区立の保育園を見学

 

私は大学院で湾岸地域を研究していたこともあり、研究対象地域の土地勘のある場所で見学候補を検討しました。

何ヶ所か見学することができましたが、区立の保育園はオーソドックスな施設の使い方をしていたので以下にご紹介します。
 

見学後に1/400で作図

 

1/400でプランニングした際のスケール感と比較できるように、見学した保育園のアバウトな平面を作図しました(テラスの幅が妙に広いのは間違いです)。

また、法令で求められる面積などを右のページにまとめました。

見学することでスケール感が身につく

 

幼児用家具のスケール感覚、テラスの使われ方等、直接製図に役立つ情報もありましたし、隣地の公園を一体的に使用している様子も伺うことができ、参考になりました。

そして、何と言っても、保育園って意外とコンパクトなんだな、といった感覚を持つことができました。

建築士会の主催する見学会は早めに申し込む

各地域の建築士会などでは、毎年の製図課題に即した実際の建物を選定して見学会を開催してくれています。私は東京建築士会の主催する見学会に参加しました。

施設利用者に迷惑がかからぬよう見学の人数を絞るケースがあり、早めに申し込む必要があります。

建築士会の選定した施設

 

清水良宣氏の設計による清瀬市にある児童館は、子ども家庭支援センター・コミュニティーセンターの要素が合わさった美しい建物でした。

きれいな芝生の公園の中にあり、音楽練習スタジオやコンサートホールなどの施設が充実しています。

資格学校の課題でも頻繁に要求室として指定されていたスタジオを実際に見ることができ、大満足でした。

以下のサイトの3番目に、概要が載っています。
 

施設運営者のサイトはこちら。
 

平成28年度の課題は、吹き抜けをいかに設計するかがポイントでしたので、吹抜けを通して見える向こう側の建物の様子、中庭の空間が建築に与える印象・効果を自分の目で確認することができたのは大きなポイントとなりました

児童館の外観

 児童館の内部の吹き抜け(2階)

見学後に1/400で作図

 

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こちらの見学会では、見学した施設の図面が配布されました

児童館も、保育園同様、1/400でノートにまとめましたが、図面をうつすことで正確に作図をすることができました。

吹き抜けを建物の真ん中に作るとどうなるのか、空調設備が実際どう設計されているのか等、1/400で作図しておくと、後の課題をこなしていく際に比較できます

馴染みのない施設の見学は積極的に参加を

 

児童館は、私が利用した経験がなく、あまり馴染みがなかったので、運用されている様子を生で見られたのは良い経験でした。

見学することで得られるメリット

これらの見学が、実際の試験に寄与したことは明らかです。

見学した施設についてノートにまとめておけば、普段取り組む課題の作図と比較することができます。

課題に取り組む際にしばしば襲ってくる「こんな図面で良いのだろうか」という不安を払拭する材料になったと思います。

資格学校で課題に取り組む中で、クラスメイトと議論する際のネタにもなりました。

課題のテーマに沿った施設をいくつか見学して、ノートにまとめてみることを、強くオススメします。

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