一級建築士の合格ノート

一級建築士の製図の諸条件確認のタイミングとチェック項目

一級建築士の合格ノート

製図のチェック項目は覚えやすい工夫を

製図の直前対策としてまず挙げられるのが、部門の配置を復習したり、チェック項目を頭に叩き込んだりすることです。

特に、エスキス後、作図後のチェックは重要です。

庇や吹き抜けの下階の表現なんて、数秒でリカバリーできますが、忘れれば減点されます。

今回は要求室と諸条件のチェックのタイミングと、作図後のチェック項目についてまとめました。

チェックは何度も行う

チェックは何度も行います。

私は作図スピードが遅かったので、作図練習においてはなかなかチェックを行う時間を捻出できませんでした。

そんな人でも、どのタイミングで何を確認すべきかしっかり理解・把握するだけでも本番のスコアが違ってきます。

要求室や前提条件のチェックのタイミング

 

チェックすべきタイミングが多いので、各作業が終わったらチェックする習慣づけをしておいてもよいかもしれません。

所要室の面積を計算する時に、合わせて要求室や前提条件をマーカーで色付けしてチェックします。
断面検討の作図をしながら、要求室や前提条件をカバーしているかどうかチェックします。
1/400でプランニングした時、問題用紙に立ち返って要求室や前提条件をチェックします。
1/200作図がいったん完成したら、要求室が全て揃っているか、面積は求められた規模か、要求図書は全て網羅しているか等、問題用紙を全部見直します。

また、記述との整合性もチェックが必要です。

作図後のチェック項目

 

作図が終わったら、①要求室以外の室や、②敷地③設備④その他表現もチェックします。

資格学校のクラスメイトに教わったチェック項目を私なりにアレンジしたものをご紹介します。

Lucky
Lucky

保育園の課題が出題された年のチェック項目なので、幼児便所を加えています。

①要求室以外の室

□利用者便所
□幼児便所
□管理(部門)便所、
□ごみ庫
□倉庫
□更衣室

②設備関連

□PS
□DS
□EPS、
□電気
□空調
□ポンプ室

③建物の外側に記載するもの

□切断位置
□出入り口
□寸法・レベル、
□駐車場
□駐輪場
□植栽
□目地、
□庇
□ルーバー
□水勾配

⑤建物の内側

□階段
□シャッター(防火シャッター等)
□吹き抜け
□下部(庇や吹き抜けの下階の表現)、
□歩行距離
□構造注記
□二方向避難
□搬入動線

節を付けて何度も唱えて覚える

 

()内は読まず、「、」のついているところで一息入れると、節ができて少しリズムよく唱えられるように工夫しています。

何度も唱えて早い段階で覚え、模試や授業の製図課題で何度も使って慣れていきましょう。

出題内容が明らかになったらチェック項目を考え始める

 

出題内容によって必須の設備や必ず取り入れる空間が定まるため、出題内容が明らかになったらチェック項目を考えます。

Lucky
Lucky

平成28年度は「保育所」でしたので、幼児便所が必須。「パッシブデザイン」とあったので、重力換気のための吹き抜けもほぼ必須でした。

あらかじめ決めておいたチェック項目が、実際の計画と齟齬を生じることもあります。

しかし例えばポンプ室を作らない計画とした場合でも、「ポンプ室」をチェック項目に入れておけば、水道まわりの設備(貯水槽など)が記載されているか確認するきっかけになります。

チェック項目を覚えることで余裕が生まれる

こういったチェック項目は、覚えておきさえすれば、意外に短時間でチェックを完了できます。

その安心感が、作図にあたってミスが発生してリカバリーに時間をとられた時にも、冷静さを保たせてくれます。

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