絵本で幼児教育

絵本1万冊読み聞かせのメリットとデメリット・継続のコツは無理をしないこと

絵本で幼児教育

1万冊の絵本の読み聞かせは大変だけど効果大

くもん式推奨「3歳までに1万冊の絵本を読みきかせること」に取り組み始めて1年以上経ちました。

子供の反応を見るたびに、モチベーションが湧いてきて、今の所1日10冊、何とかこなしています。

今回は、5,000冊以上を読み聞かせしてみて感じたメリットや、デメリットについて考えたことをご紹介します。

絵本を読み聞かせるメリットは親子ともどもたくさんある

我が家では、子供が座れるようになった時期から少しずつ絵本を読み聞かせていましたが、本格的に読み聞かせはじめたのは1歳4ヶ月ごろになってからでした。

スタートが遅かったので3歳までに1万冊は達成できませんでしたが、5,000冊あまり読み聞かせただけでも、労力に対して余りある恩恵がえられました。

Smile
Smile

1日10冊でもそんなに時間はかからないよ。

絵本に出てきた言葉や内容が、子供の発言や行動にすぐにあらわれるので、絵本の内容があっというまに子供の脳に吸収されていることがわかります。

本格的に読み聞かせてみて感じたメリットを、親子別に書き出してみました。

親子で重複している項目もありますが、絵本を読み聞かせていると常に感じられるメリットです。

絵本をたくさん読み聞かせることによる子供の側のメリット

子供がダイレクトに得ることができるメリットには、以下のようなものがあります。

✔️ 多読で得られる子供のメリット
 絵本で大人と話題を共有できる
・ 説明や大人同士の会話を深く理解する
・ 要望を伝えるとき絵本を参考にできる
・ 大人の愛情を感じ、情緒が安定する
Lucky
Lucky

我が子は絵本で月の形が変わることを知って、月を指さすようになりました。

絵本の読み聞かせはイヤイヤ期対策にも効果絶大

イヤイヤ期の原因の一つは、複雑なことを考えられるようになった子供が、それをうまく周囲に伝えられないことにあると言われています。

しかし、たくさんのことばや、おはなしの組み立て方、それによって相手がイメージすることを絵本をつかって学ぶと、子供の表現力がアップします。

Smile
Smile

自分の言いたいことが、周囲の大人に伝わるようになるよ。

周囲の大人が、子供の言っていることを理解して対応するようになるので、子供のストレスが減り、イヤイヤ期対策にも効果が上がります。

親の愛情を感じ、情緒が安定すると非認知能力が伸びる

絵本の読み聞かせの最も大きなメリットは、じつは、子供の非認知能力を伸ばすところにあります。

※非認知能力については以下の記事にまとめています。

子供に絵本を読み聞かせる間、大人は子供を楽しませることに集中できますし、子供を膝に乗せるなどしてスキンシップをはかることもできます。

絵本の読み聞かせは、子供が大人の愛情を感じ、情緒を安定させる最も効果的な方法の一つだとかんがえられます。

そして、情緒の安定は、非認知能力を伸ばすために不可欠な要素となります。

絵本をたくさん読み聞かせることによる親の側のメリット

親にもさまざまなメリットが得られます。

✔️ 多読で得られる大人のメリット
・ 絵本で話題を共有できる 
・ 生活訓練がスムーズにできる
・ バランス良く多くの知識を与えられる
・ 子供の興味の方向性が分かる
・ 絵本は薄く丈夫なので保管しやすい
・ 声に出して読むとストレスが減る
Lucky
Lucky

お仕事で嫌なことがあっても、絵本を読むと忘れられます。

親のイライラが減ることは子供にとってのメリットにもなります。

絵本の読み聞かせのデメリット

デメリットは、以下の記事でも触れていますが、本棚スペースと一定のコストがかかるということ、収集や読み聞かせに毎日一定の時間が必要となることです。

我が家で読み聞かせをはじめるにあたって、他にもデメリットがないか心配になり、ネット上で検索をしたり、周囲の育児経験者と話したりしてみましたが、ほとんど見当たりませんでした。

ネット上であがっている心配の声や、友人との話を参考に、デメリットとなりそうなことを3つ考えてみました。

①10冊という数値目標がプレッシャーになって、無理をさせてしまう

子供は2歳後半〜3歳直前ともなると、かなり文字数の多い絵本を読んでほしいと持ってくるようになります。

我が家の場合、平日の日中は保育園に預けているので、夜に絵本を読み聞かせていました。

しかし、残業のあった日に無理して10冊読むと、子供の就寝時間が後ろ倒しになってしまうことが多くなりました。

Lucky
Lucky

忙しい親にとって、絵本10冊をこなすのは大変です。

保育園の先生がすすめるのは朝時間の活用

保育園の先生との面談で、この悩みをぶつけると、絵本の読み聞かせをやめるのではなく、朝を活用してみてください、とのアドバイスをもらいました。

例えば朝1時間早く起きて、しっかり朝ごはんを食べ、余った時間を読み聞かせに使うことにします。

すると、夜に前倒しで眠くなるので、絵本を追加で求められるといったことが少なくなり、効率的な時間の使い方ができるようになります。

Smile
Smile

保育園にいく前にうんちをする習慣もつくんだって。

そうはいっても、仕事を抱えている親は、一足飛びには生活を変えられません。

読み聞かせを継続するためには「10冊読める日はやってみる」という軽いノリが必要です。

②脳の発達が、言語優位・視覚優位など、特定の能力にかたよってしまう

脳が未発達な幼児に「1日10冊の絵本を読み聞かせる」なんて聞くと、能力が偏ってしまうのではないか、やり過ぎなのではないかと心配する方がいました。

しかし、0歳〜2歳前半の子供に絵本10冊を読み聞かせるのに使う時間はたかが5分や10分、長くても20分くらいです。

Lucky
Lucky

特に1歳までの子供に読む絵本は文字が少ないのですぐに終わります。

絵本の読み聞かせは、テレビやYouTubeを一定時間見せることと比べても、子供の能力のバランスに大きな影響を与えるものではありません。

③読み聞かせをたくさんしても、親が期待していたような発達スピードが得られない

早期の読み聞かせによって「1日30冊以上、集中して聴いてくれるようになった」という一見すごい実績のように感じる記事がネットにあふれています。

1歳や2歳で文字が読めるようになった」などという体験談もたくさん目にします。

しかし、一部の能力が早く身につけば天才・秀才が約束されるものではありません。


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ハイパーレクシア(過読症)は高機能自閉症の子どもに見られることのある特徴だ。文字や数字を読むことはできるが、理解していない。

逆も然りです。

ぜんぜん絵本に興味をもってくれない」といった悩みもネット上にあふれています。

発達スピードにまつわる悩みは身近にたくさん存在する

例えば、発達障害についてフォーカスすると、軽度のものも含めて日本人の10人に1人は該当すると言われています。

日本は世界的に見て発達障害の割合が非常に多い国となっていますが、これは、空気を完璧に読んで行動することを求められる国のカルチャーが関係しているとも言われています。

しかし、10人に1人という数字は、本来突出した「個性」であるはずの「発達障害」で悩んでいる方が、現代日本において身の回りに数多くいるということを表しているとも言えます。

発達スピードの心配がある場合は専門家の意見を参考にする

日本の医師は、専門外のことでも診療対象にすることが可能です。

発達障害などを「診療対象にしている」だけの医師では、詳しい知識を持っていない場合があります。

我が子の発達スピードが早すぎる・遅すぎるといった心配があるならば、発達障害の「専門家」の意見を参考にしましょう。

絵本の読み聞かせはいろんな形で発達に寄与すると思われます。

専門家とともに進め方を考えることで、子供に合った方法を見つけられるかもしれません。

Smile
Smile

あきらめずに、子供の強みが花開くことを後押ししてほしい。

読み聞かせは可能な範囲で

子供に絵本を読み聞かせるということは、子供に地頭の良さを後天的に授けるものであり、子供の人生を豊かにする上で有効な手段だと感じています。

とはいっても、親がストレスをかかえるほど頑張る必要はありません。

絵本を読まない日があってもよし、可能な範囲で取り組むことこそが、継続のコツだと思うこのごろです。

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