絵本で幼児教育

読み聞かせた絵本と冊数を記録・1万冊を読み聞かせるにあたって簡単で継続しやすい方法を追求

絵本で幼児教育

絵本の読み聞かせ記録をとろう

くもん式では、「3歳までに1万冊の絵本を読む」ことを推奨しています。

Smile
Smile

同じ絵本でも2回読めば2冊と数える。

絵本をたくさん読み聞かせるには、地道な記録が必要です。

今回は、絵本の読み聞かせを推進する方々の記録方法、私が採用している方法をご紹介します。

たくさんの絵本を読み聞かせるためには記録が必要

イヤイヤ期が始まる前に絵本の読み聞かせ習慣を身につけることができれば、3歳までの子供であっても、1日10冊以上の絵本を読むのは簡単です。

私の子供は、寝る前に読んでほしい絵本を10冊以上腕にかかえて寝室にやってきます。

いっきに10冊の絵本を読むことはできない日がある

しかし、子供の興味は様々なことに向きますから、おとなしく聴いてくれるわけではありません。

寝る前に絵本を読み聞かせていても、やっぱりこっちの絵本を先に読んでほしい、歌をうたってほしい、のどが渇いたから牛乳が飲みたい、などと子供の気持ちはコロコロ変わります。

子供のコンディションや大人の都合によって読める冊数が毎日違う

幼い子供と生活していると、子供の体調が悪かったり、大人の側に用事があったりして、変則的な過ごし方をする日がたくさんあります。

その一方、子供が集中してくれて、大人のスケジュールに余裕があるなら、20冊近く読むことができる場合もあります。

このように、毎日読み聞かせる冊数には、ばらつきがあります。

読んだ絵本の冊数をタイムリーにカウント

せっかく1万冊目指して絵本を読んでいるのですから、読んだら漏れなくカウントしたいというもの。

しかし、昨日や一昨日、何冊読んだかなんて、あっという間に忘れてしまいます。

読んだらすぐに記録することが重要です。

絵本の読み聞かせに関する管理方法は様々

たくさんの絵本を読み聞かせることにチャレンジした先人たちは、様々な方法で、読んだ絵本の記録をとってきたようです。

絵本を読んだ冊数をカレンダーで管理する

絵本1万冊を読み聞かせるメリットの記事でご紹介したプロママこと佐藤亮子さんは、カレンダーに正の字を書いたとのこと。

読んだ絵本を記録できないので、思い出として残したり、細かな分析をしたりすることはできません。

しかし、家の壁にカレンダーを貼っていたり、普段卓上カレンダーを活用したりする方なら、正の字が最もシンプルな方法かもしれません。

Lucky
Lucky

冊数をクリアすることに徹する場合の記録方法ですね。

読んだらすぐに絵本の奥付に書き込む

こちらは絵本収集を効率的に行うの記事でご紹介した齋藤孝さんの方法。

絵本の最後のページにある奥付とよばれる場所に、読んだ日付、リアクション、口にしたことなどをメモ。

絵本を開いてみないと、過去の読み聞かせの記録を見ることができないのが難点です。

しかし、読み終わった直後、本棚に戻す前に書き込むことで、たった今目の前で繰り広げられた子供とのやり取りや、日付を忘れずに記録することができます。

読んだ絵本の管理にアプリを利用する

くもん式は1万冊の読み聞かせを推進するだけあって、使い勝手の良い無料アプリを提供しています。

かんたん記録」「まとめて記録」「絵本の日記記録」など、繁忙に応じて素早く入力したり、読み聞かせた時の子供の反応をメモしたりすることができます。

Lucky
Lucky

多くの方がくもんのアプリを活用しています。

毎日10冊以上を記録していくと、アプリの起動時間やページの移動時間が少し負担になる印象があります。

しかし、絵本のカラフルな表紙がアイコンとして表示され、毎回の読み聞かせでの反応を記録する可愛らしいスタンプが用意されていているところなど、賑やかな画面でモチベーションアップ間違いなしです。

くまさんのキャラクターに癒やされながら読み聞かせライフを堪能できます。

読み聞かせた絵本を管理するために私が導入した記録方法はスプレッドシート

私の場合、最近どのような絵本が読まれているのか、いつも俯瞰的に把握したいと考え、表計算ソフト(スプレッドシート)の一画面に集約して管理することにしています。

パソコンからも、携帯のアプリからも編集できて、起動時間もわずか。

Lucky
Lucky

自由かつ手軽な記録方法です。

表計算ソフトで読んだ絵本と回数を管理

エクセルやスプレッドシートを使って自分で表を作れば、把握したい情報を全て盛り込んで自由に構成したものにできます。

私の場合、一週間単位で平均10冊読み聞かせることを目安にしていますので、冊数の入力は一週間ずつになるよう、列を構成しています。

その他、私の絵本読み聞かせ記録を行うスプレッドシートの構成は以下の通りです。

✔️ スプレッドシートの表の構成
・ 難易度や番号をB列とC列に入力。
くもん式の絵本リストを参考に、リストに掲載のない絵本も分類しています。
・ 絵本の題名と出版社をD列とE列に入力。
同じ題名が複数あっても、すぐ判別できます。
・ 各絵本の読んだ回数の合計をF列に表示。
・ 各週、各月、開始以来の合計を一番上に表示。
モチベーションを維持しやすいように工夫しています。

普段は、今月分の列のみ表示させて、週毎の読み聞かせ回数を入力します。

読んだ回数の少ない絵本を子供に勧める

表計算ソフトであれば、膨大な記録もシンプルにまとめることができます。

たとえば、最近あまり読まれていない絵本は、数字が入力されず空白が多い行を探せばわかります。

本棚の位置の都合で、たまたま子供の目に留まっていないだけかもしれませんので、そのような絵本を見つけたら、さりげなく、子供に提案しています。

たくさんの絵本と読んだ回数とを管理する上でスプレッドシートを利用する利点

スプレッドシートを使うことの利点はいくつかあります。

✔️ スプレッドシートの利点
・ パソコンでも、携帯でも入力できる
・ 家族でデータを共有して同時編集できる
・ 関数や書式設定で様々な加工ができる
・ 絵本の検索がかんたん
・ 保存作業がいらず入力中に間違ってファイルを閉じても大丈夫

入力には、スプレッドシートをひらき、絵本を検索して、数字を入力する3ステップのみ。

電車での出勤途中に、今朝読み聞かせた絵本の入力をサクッと終わらせることができます。

スプレッドシートを利用する場合の欠点

スプレッドシートの欠点は、一から表をデザインして作らなければならないので、入力用シートの準備に時間がかかることです。

自分にとって一番ラクな記録方法で絵本の読み聞かせを管理する

私は、1日10冊程度の絵本を1年間、毎日読み聞かせてきました。

その結果、絵本を1万冊読み聞かせるためには、記録が必須だと私は感じています。

読んだ絵本の記録はモチベーションの維持にも効く

記録がないと、多分千冊くらい読んだかな、といったアバウトな感覚で進めることになります。

いつの間にか読み聞かせをしない日が続いてしまうことにもなりかねません。

しかし、記録を取れば、最近は案外たくさん読めてるな、といった達成感を得られたり、動物よりも乗り物に興味が出てきたな、といった傾向を把握することができたりして、モチベーションの維持にもつながります。

3年間はあっという間

子供が3歳になるまでは長いようであっという間です。

記録をとる作業自体はなるべく負担にならないようにして、読み聞かせが継続できるように、いろいろと工夫していきましょう。

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