私の娘は、4歳からサッカーを習っています。
今回は、幼いときにサッカーを習うことのメリットについてお話ししたいと思います。
また、女の子が幼少期にサッカーをするメリットについても説明します。
サッカーは幼児にもピッタリのスポーツ
サッカーは陣形を理解できる小学生以降のスポーツというイメージが強いかもしれませんが、実は幼児にピッタリのスポーツなんです。
サッカーを習うことで、体力や運動能力はもちろん、思考力や協調性、自信や情熱など、様々なスキルや感性が身につきます。
また、サッカーは他のスポーツにも役立つスポーツなので、将来的にも十分に活かすことができます。
サッカーを幼少期に習うといろんなメリットがある
まずは、私の娘の様子や、サッカー教室のコーチの話、大人になって活躍している方々の体験談などをもとに、サッカーにどのようなメリットがあるのか、ご紹介していきます。
現代の幼児たちが直面している運動不足の解消につながる
幼児のサッカー教室は、毎週1時間ほどで終わりますし、過度な負担をかけるような運動はおこないません。
しかし、そもそもサッカーは、広いフィールドを走りまわるスポーツで、ミニゲームともなると、全力疾走や方向転換がくりかえされます。
そのため、体力や持久力、筋力や柔軟性など、全身の運動能力がのびますし、日本の幼児が直面している運動不足を解消することができます。
幼児の運動不足は、成長後の筋力ピークの減少や肥満などにつながります。
体力・運動能力・反応速度など様々な能力が伸びる
サッカーでは、ボールを蹴るだけでなく、ドリブルやパス、シュートなどの動きがあり、足や腰、腕や首など、さまざまな体の筋肉をつかいます。
また、ボールや相手の動きに対応するために、バランス感覚や反応速度、判断力なども鍛えられます。
サッカーを幼少期に習うと、様々な能力をバランスよく身につけることができます。
サッカー教室に参加することで協調性や思考力が育つ
幼児のサッカー教室は、以下のような流れですすめられていき、子供たちはそれぞれの練習前にコーチの説明を聞きます。
✔️ 幼児のサッカー教室の流れ
・ 挨拶、連絡事項や練習の説明
・ 準備体操
・ 準備運動(ダッシュ、横走り、スキップ)
・ 技術練習(障害を避ける、シュート)
・ ミニゲーム、ゲーム
コーチの話を集中して聞くのは、まだ保育園や幼稚園に通っている幼児たちにとって、あまり簡単なことではありません。
また、コーチの説明で、次にどのようなことをする必要があるのか理解して動くことが求められます。
人の話に集中して、理解して、対応することを繰り返すことで、協調性や思考力が育ちます。
自分の力を客観的に評価していく機会が多く自信や情熱が育つ
サッカー教室では、週末の練習のほかにも、定期的なサッカー大会が用意されています。
練習や試合で、自分のできることやできないこと、得意なことや苦手なことを知ると、子供は自分の強みや弱みを受け入れ、改善しようと努力するようになります。
サッカーに対する目標がめばえ、それに向かって挑戦し続けることで、自信や情熱がはぐくまれます。
私の娘がサッカー教室で得たもの
以上のメリットにより、私の娘がどのように変わったのか触れておこうと思います。
教室に通うまで、私は、自分の娘がそれなりに運動が得意で、お話を聞くことや、理解力も良いほうだと思っていました。
サッカー教室に入った当初は周りの子供との差が大きかった
しかし、サッカー教室に入ってみると、他の子供は、ボールを操る技術や、体を動かす能力が高く、コーチの話に瞬時に耳を傾け指示を聞くといった基本動作が徹底されていました。
自分の娘がふらふらしている様子とは対照的でした。
既に習っている子供と比べたら当然ではありますが、その差に驚かされました。
コーチの言うことを理解して機敏に反応
しかし、1年もしないうちに、娘はサッカー教室での基本的なポイントをおさえて行動できるようになりました。
サッカーを始めたときは、ミニゲームで同じチームになった子供が点数をいれても、ハイタッチしたり声かけしたりすることはありませんでした。
しかし、半年を過ぎたところから、自然にできるようになりました。
サッカー教室を通して、ベーシックな思考力や協調性を身につけることができているのだと思います。
教室にいく前に毎回目標を設定し、終わると評価するようになった
私の娘は、サッカーを始める前は、勝気で全能感あふれるふつうの子供でした。
でも、サッカーを習い始めてからは、自分のできないことに直面し、どうしたらできるようになるのか、自分なりに考えるようになりました。
父親やコーチに、上手くなるためのヒントを聞いたり、教室のある週末の朝には「今日はゴール1点いれる!」などと目標を口にするようになりました。
サッカーを通して、自信や情熱を育んでいるのだと思います。
幼少期のサッカー経験は、他のスポーツやアクティビティにも役立つ
サッカーは、他のスポーツにも役立つスポーツです。
その理由は、サッカーが身につけるスキルや感性が、他のスポーツにも共通しているからです。
幼少期から取り組めるサッカーはクロストレーニングに最適
大谷翔平が水泳やバドミントンなど他のスポーツにも取り組んでいたことから、クロストレーニングが注目を浴びています。
早くから1つのスポーツだけに特化した人よりも、いくつかのスポーツを経験した人のほうが、スポーツにおいて活躍する可能性が高まると言われています。
サッカーは、腕力などが発達するまえから始められるので、幼少期のクロストレーニングには最適なスポーツです。
幼少期のサッカーは女の子にもおすすめできる
サッカーは激しいスポーツで、怪我が絶えないというイメージが強いと思いますが、幼少期のサッカーはそうでもありません。
また、サッカーについては、女の子のプレイ人口はまだまだ少ないスポーツですが、10歳ころまでは男の子に混じってプレーできます。
クロストレーニングのために取り入れるなら、幼少期の女の子にもかなりおすすめです。
身体能力が高まるので、日常生活でも怪我しにくくなります。
サッカーは体力や運動能力や人生の幅を広げることができる
サッカーで身につける体力や運動能力は、陸上や水泳、バスケットボールやバレーボールなど、どんなスポーツでも必要です。
また、サッカーで身につける思考力や協調性は、野球やラグビー、テニスやバドミントンなど、戦略的なことを必要とするどんなスポーツでも必要です。
さらに、サッカーで身につける自信や情熱は、スポーツだけでなく、勉強や仕事、趣味や人生にも必要です。
まとめ
以上、幼少期にサッカーを習うことのメリットについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
サッカーは、幼少期の子供や女の子にとっても素晴らしいスポーツだと思います。
もし、子供がサッカーに興味を持ったら、ぜひ一度体験させてみてください。
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