集めた石で綺麗なアクセサリーづくりを!
我が家では、鉱物・岩石・化石をあつめていて、時々それらの石をつかってペンダントトップを作っています。
鉱物・岩石・化石は、色や形が豊富で、自然の美しさや奥深さを感じられる素材ですので、個性的なアクセサリーに仕上げることができます。
今回は、ワイヤーをつかったシンプルなラッピング、越境巻き、四つ編みの3種類のやり方を紹介します。
初心者でもかんたんです。
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使う材料はネックレスとワイヤーと石のみ
今回つかった材料は、1つのアクセサリーにつき4点だけです。
どの家庭にもあるハサミでワイヤーを切断します。
ニッパーやヤットコなどの道具はつかいませんでした。
TOHO パール 白 No.200 丸 外径5mm 155粒入り
TOHOビーズは手芸屋さんならどこでもおいてあるメジャーなメーカーです。
パールはメーカーや製法によって風合いが違います。
マグネットクラスプの留め金は簡単につけ外しができる
マグネットクラスプ(Amazon)
※カニカン部分は使いません。
マグネットをつかっているので、近づければくっつき、ひっぱればとれるので、子供でもかんたんに着脱できます。
力が加わると外れるので、事故防止によいです。
BENECREAT ワイヤー ゴールド 全長60m 線径0.4㎜ 26Ga
ワイヤーを手で曲げることを想定して、すこし細くてやわらかいものを選びました。
Ga(ワイヤーゲージ)とは、線番のことで、#26などとも表現され、数字がちいさいほど太くてかたいワイヤーとなります。
よくワイヤーアートによるアクセサリーで見かけるワイヤーは、20台前半の線番のワイヤーが使われています。
大きな線番だとぐにゃぐにゃで扱いにくいので注意してください。
パールネックレスを用意
ペンダントトップを作る前に、ネックレス部分を用意しておきましょう。
ここでご紹介するのは、切れにくいワイヤーにパールを通し、マグネットにつなぐシンプルなネックレスです。
おうちにある既製品のパールネックレスでも大丈夫。
マグネットクラスプをワイヤーに固定
まず、片方のワイヤーをマグネットクラスプに通してねじります。
パールを40cm程度になるまでつなげていきます。
マグネットクラスプをもう片方のワイヤー端にも固定
40cm程度になったらもう一方の端にもう1個のマグネットクラスプを通し、ワイヤーをパール数個分もどして脇からとりだします。
取り出したワイヤーとパールとをしっかり指で固定しながら、マグネットを回して、中のワイヤーをねじります。
とりだした部分のワイヤーをパールの近くでカットします。
チクチクしないように短く。
ワイヤーラッピングによるペンダントトップの作り方
ワイヤーラッピングとは、ワイヤーを鉱物の周りに巻きつけたり、ねじったりすることで、鉱物を装飾するやり方です。
この方法は、ワイヤーの形や動きを自由に表現できるので、オリジナリティの高いアクセサリーに仕上げることができます。
また、ワイヤーラッピングには、様々なテクニックがありますが、今回は、基本的なワイヤーラッピングのやり方を紹介します。
ワイヤーラッピングはどんなかたちの石でもできます。
ワイヤーラッピングの作り方は、以下の通りです。
ワイヤー20cm程度を2本用意
ワイヤー20cmを2本用意し、中央で折り曲げます。
※上の写真のワイヤーは右側のわをカットして使います。
2本のワイヤーでバチカンを作る
2本の折り曲げたワイヤーがある側をねじってバチカンをつくり、ワイヤーの間隔をすこし広げます。
バチカンは、あとでネックレスに通すことができる大きさにします。
ワイヤーで石を包み込む
バチカン部分を石の上に重ね、石の様子が見えるように、少しわきの方をワイヤーが通るようにして、ワイヤーで石を包みます。
石の下に回った2本ずつのワイヤーを交差させます。
石の下でワイヤーをねじる
交差させたワイヤーをねじります。
このとき、ワイヤーが緩むことなくしっかりと石をラッピングするようにします。
ワイヤー2本ずつをバチカンの根元に巻く
石の下にあった2本ずつのワイヤーを、石の正面をさけて再び石の上までもっていき、バチカンの根元に巻き付けます。
余ったワイヤーはハサミでカットします。
ワイヤーの位置を調整
ワイヤーの位置を調整します。
うしろ側は2本ワイヤーが通っています。
以上で、ワイヤーラッピングのペンダントトップの完成です。
ワイヤー越境巻きによるペンダントトップの作り方
越境巻きとは、ワイヤーを鉱物の上に交差させて巻くことで、鉱物を固定するやり方です。
この方法だと、鉱物の形に合わせてワイヤーを曲げることができるので、穴のない鉱物でもペンダントトップとしてネックレスにぶら下げることができます。
越境巻きは細長いかたちの石に向いています。
越境巻きの作り方は、以下の通りです。
ワイヤー50cm程度を2本用意
ワイヤー50cm程度を2本用意し、中央でわっかをつくって、その両脇をねじります。
ドラフティングテープでワイヤーと石とを固定
わっかを、鉱物の上に重ねて置き、ドラフティングテープを貼り付けます。
ドラテは100円ショップで購入。セロハンテープとかでも大丈夫。
ワイヤーを上まで編み上げる
ねじったワイヤーの片方と反対側のワイヤーとを交差させ、ねじります。
ワイヤーのもう片方も同様に鉱物のウラ側に回し、交差させてねじります。
これをくりかえして、上までワイヤーを編み上げます。
上まで到達したワイヤーの2本でバチカンを作る
鉱物の上の端までワイヤーが到達したら、向かい合う対角線の2本のワイヤーをねじって、あとでネックレスに通すことができる大きさのバチカンをつくります。
バチカンはねじらなくてもよし。
残りのワイヤーをたがいちがいにバチカンの根元に巻く
バチカンにしたワイヤー2本の残りの部分と、バチカンにしなかったワイヤー2本を、1本ずつバチカンの根元にまきつけ、余分な部分をハサミで切ります。
石が落下しないようにワイヤーの位置を調整
ドラフティングテープをとりのぞいて、ワイヤーの位置を調整します。
以上で、越境巻きのペンダントトップの完成です。
ワイヤー四つ編みによるペンダントトップの作り方
四つ編みとは、ワイヤーを4本用意して、四つ編みのように編むことで、鉱物を囲むやり方です。
この方法は、鉱物の側面だけにワイヤーを巻くので、シンプルでスタイリッシュな仕上がりになります。
平べったいかたちの石に向いています。
四つ編みの作り方は、以下の通りです。
ワイヤー80cm程度を2本用意
80cmワイヤー2本を2つ折りして、40cmのワイヤーが4本になるようにします。
かなり余裕をもった長さです。
(上の写真の場合は、右側の2つのわの部分はそのままにして、左側のわの部分をカットしてつかいます。)
2本のワイヤーでバチカンを作る
2本の折り曲げたワイヤーがある側をねじってバチカンをつくり、ワイヤーがばらばらになるように広げます。
バチカンは、あとでネックレスに通すことができる大きさにします。
ドラフティングテープでワイヤーを固定
バチカンをドラフティングテープで固定します。
一番左のワイヤーを、他の3本のワイヤーの上になるように曲げます。
一番右のワイヤーを、先ほど曲げたワイヤーの下になるように曲げます。
四つ編みを石の周りの長さになるまで編み上げる
これを繰り返して、石の周りを巡らせることができる長さになるまで編みます。
なるべくふっくらと編みます。
ワイヤーの四つ編み部分でで石の周りを囲む
石の周りを囲んだら、ワイヤーを1本ずつバチカンの根元に巻きつけ、余分なワイヤーをハサミで切ります。
石が落下しないようにワイヤーの位置を調整
四つ編みの部分を広げたり、石にぴったり沿うように曲げたりして、石がぐらつかないように調節します。
以上で、四つ編みのペンダントトップの完成です。
さいごに
石の種類や大きさ、ワイヤーの色や太さ、ラッピングの方法を変えることで、様々なバリエーションを楽しむことができます。
ワイヤーを太いものに変えると、よりきちんとした作品になりますが、その場合はニッパーやヤットコを使うほうが、楽にきれいに仕上がります。
石をしっかりと固定できれば、外出時に身につけることもできます。
もしお時間あったらチャレンジしてみてください。
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