トイレットペーパーの芯はすぐたまる
どの家にもあるトイレットペーパーの芯。
使いおわったら必ずゴミ箱行きですが、実はとてもすぐれた工作材料になるんです。
今回は、トイレットペーパーの芯を使った素敵なリサイクル工作をご紹介します。
トイレットペーパーの芯で作るアイデア集
子育て世代の家庭では、おもちゃや文具がどんどん増えていきますよね。

収納に困っている方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決しながら、子供と一緒に楽しく工作できる方法をお伝えしたいと思います。
トイレットペーパーの芯の魅力
まず、トイレットペーパーの芯の特徴を活かした工作の魅力をお伝えします。
✔ トイレットペーパー芯の魅力
・ 無料で手に入る環境にやさしい素材
・ 丈夫で加工しやすい
・ 均一なサイズで並べやすい
・ 切ったり潰したり自由自在に形を変えられる
・ 子供でも安全に扱える
・ 失敗しても気軽にやり直せる
このような特徴を活かして、実用的でかわいい小物を作ることができます。
私が作ってみたいと思っている作品をいくつかご紹介します。
トイレットペーパーの芯でトミカの展示ケース
トイレットペーパーの芯は、ちょうどトミカ1台が収まるサイズ。
芯を横向きに並べて固定して、壁一面にならべれば、圧巻の展示空間が完成します。
お気に入りの車を1台ずつ丁寧に収納できるので、コレクションの整理整頓にもぴったりです。
トイレットペーパーの芯でエコな育苗ポッド
トイレットペーパーの芯は、環境に優しい育苗ポットとして活用できます。
芯を縦に並べて土を入れ、種を蒔くだけで立派な苗床の完成です。
苗が育ったらそのまま畑や花壇に植えられます。

芯は土の中で自然に分解されます。
窓際やベランダで手軽に野菜や花を育てられるので、子供と一緒に種をまいて、水やりして、芽が出て成長していく様子を観察できます。
トイレットペーパーの芯でペン立て作り
それでは、実際に我が家で作ったペン立ての詳しい作り方をご紹介します。
✔ ペン立ての材料
・ トイレットペーパーの芯22個
・ 厚紙の箱
・ キラキラテープ(5〜6色)
・ ボンド
・ ホッチキス
・ はんこ(デコレーション用)
今回、厚紙の箱には、ふるさと納税で届いた明太子の箱を使いました。
作り方は以下のとおりです。
ペン立ての土台作り
まずは、明太子の箱(高さ4.4cm、幅22.5cm、奥行き17cm)の蓋を切り取り、底面として使用します。
デコレーション
芯の上部にキラキラテープを巻きつけます。
金色、緑色、銀色、桃色、紫色などをグラデーションになるように配置。
テープの重なり部分はホッチキスで留めて補強します。
追加デコレーション
テープの貼っていない部分には、小さな赤いハートのはんこなどを押して、かわいらしさをプラス。
このようなデコレーションはすべて子供に考えてもらいました。

タイトルの「おしゃれ」とは、あくまで子供が考えるおしゃれのことです!
トイレットペーパー芯の配置
芯を6個と5個の列を交互に並べて4行作ります。
この配置にすることで、安定感が増し、より多くのペンが収納できます。
トイレットペーパー芯の組み立て
芯を箱にボンドで接着し、隣り合う芯同士をホッチキスで留めて補強します。
このとき、キラキラテープをとめているホッチキスの針が外側に出ないようにします。
ペンを立てると補強用のホッチキスは見えなくなるので、見た目を気にせず しっかりと留められます。
小物スペースの確保
箱の端の空いたスペースには、5cm程度の高さにカットした芯を少し潰して差し込みます。
ここにスティック糊やシャープペンシルの芯入れ、消しゴムなどの背の低い文具を収納できます。
収納できる文具はいろいろ
完成したペン立ては、家庭で使用する様々な文具をすっきりと収納できます。
✔ ペン立てに収納できる文具の例
・カラーペン(油性・水性)
・ネームペン(各種太さ)
・筆ペン
・修正液
・iPadペン
・鉛筆
・消しゴム
・ボールペン
・フリクションペン(各色)
・小さな定規
・ハサミ
・糊
・ホッチキス
特にボールペンは、もらいものが多く、使えるものと使えないものが混ざってしまいがちです。
このペン立てを活用すれば、整理整頓がラクになります。
こどもが自分で工作したペン立てを使った片付けのすすめ
このように、トイレットペーパーの芯を使った工作は、単なる遊びではなく、家の整理整頓にも役立ちます。
子供と一緒に作ることで、以下のような効果も期待できます。
✔️ 期待される効果
・ 作品を大切に使う習慣が身につく
・ 片付けることが楽しくなる
・ 創造性と工夫する力が養われる
・ 環境への意識が育つ
・ 達成感を味わえる
・ 共同作業でコミュニケーション促進
また、作る過程で以下のような学びも得られます。
✔️ 工作による学び
・ 寸法を測る(算数)
・ 色の組み合わせを考える(美術)
・ 強度を確保する工夫(科学)
・ リサイクルの意義(環境教育)
そして、整頓されたペンは見つけやすいので、創作意欲も高まります。
さいごに
身近な存在であるトイレットペーパーの芯を使えば、実用的でかわいい収納グッズを作ることができます。

工夫次第でゴミじゃなくなります。
休日のひととき、お子さんと一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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