自由研究ノート

UVレジンで宝石づくり!100均素材とジェルネイル用ライトで挑戦

自由研究ノート

UVレジンは紫外線で固まる不思議な液体

爪の手入れのために、「iro gel」というスターターキットを購入しました。


ジェルネイルスターターキット(Amazon)

Smile
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キットにUVライトが入ってた!

せっかくのUVライトなので、小学生の娘といっしょにレジンで宝石をつくってみることにしました。

今回は、レジンクラフトの様子と、UVレジンが固まる仕組みについてまとめました。

UVレジンで宝石づくりの様子

UVレジンは、紫外線を当てると固まる特殊な液体です。

まずは宝石づくりの様子をご紹介。

用意したUVレジンクラフトの材料

UVレジンクラフトの材料は以下のとおり。

ダイソーでレジンとラメ・グリッター、パール、金属パーツをそろえました。

UVレジンクラフトの材料
  • UVレジン液: クリアピンク、パールブルー、オーシャンブルー、クリア
  • デコレーション: ラメ・グリッター(紫、銀など)、パール、金属パーツ
  • 型: 宝石型のシリコンモールド

シリコンモールドは、中央の一番左とその隣のモールドを使いました。

モールドセット(Amazon)

用意したUVレジンクラフトの道具

UVレジンクラフトの道具は以下の内容をそろえました。

UVレジンクラフトの道具
  • UVライト: ジェルネイル用のライト
  • 保護用品: ニトリル手袋
  • 作業用小物: ピンセット、爪楊枝
  • 仕上げ用: ネイルファイル(やすり)

ニトリル手袋で安全対策

硬化前のUVレジン液は、肌につくとかぶれることがあります。

作業を始める前に、必ずニトリル手袋をつけることにしました。

また、換気の良い場所で作業することも大切です。

Smile
Smile

ぶかぶかだけど、手袋をすると本格的な感じがする。

クリアピンクのレジンを型に流す

最初は、シンプルにダイソーのクリアピンクのレジンを型に流し込んでみました。

チューブから直接型に注ぎ入れます。

気泡が入ったら、爪楊枝で突いて潰すか、端に寄せておきます。

UVライトで硬化させる

レジンを流し込んだ型を、UVライトの下に置きます。

タイマー機能があるので、2分照射します。

表が硬化したらひっくり返して、底の方も固まるように2分照射します。

Lucky
Lucky

ジェルネイル用ライトはレジンにも使えます。

ラメを加えてキラキラにする

ピンクのレジンの宝石をとりはずしたら、次に、パールブルーのレジンを型に少量入れてみました。

紫色のホログラムラメをピンセットでつまんで、レジンの中に散りばめました。

爪楊枝や竹串で軽く混ぜると、ラメが全体に広がってキラキラになります。

Smile
Smile

ラメを入れると一気に宝石っぽくなった!

色を重ねて奥行きを出す

さらに、オーシャンブルーとクリアのレジンを加えて、色の層を作ります。

違う色を重ねることで、宝石の中に奥行きが生まれます。

完全にまぜてしまうと単調な色になってしまうので、少しずつ加えて、わざとムラを残すのがコツでした。

銀色の細かいラメで表情を変える

銀色の細かいラメを入れたバージョンも作りました。

ラメの種類によって、仕上がりの印象がまったく変わります。

パールと金属パーツを封入

大きめの型では、パールビーズとバラのモチーフの金属パーツを入れてみました。

クリアピンクのレジンの中に封入物が浮かんでいるように見えて、とても華やかな仕上がりになりました。

封入パーツの位置は、レジンを少し入れてから置くと、好きな深さに調整できます。

ファイルでバリを削る

UVライトで硬化させて型から外すと、裏側にバリ(余分なはみ出し部分)ができていました。

ジェルネイルのオフで使うファイル(やすり)を使って、バリを削り取りました。

ただ、削った部分は細かい傷がついて曇ってしまいます。

Smile
Smile

でも裏側だからまあいいか。

表面をなめらかな透明に仕上げたい場合は、最後にクリアレジンを薄く塗って硬化させます。

Lucky
Lucky

コーティングとよばれます。

完成した4つの宝石

4つのレジン宝石が完成しました。

右から、クリアピンク、オーシャンブルー×ラメ、パールブルー×紫ラメ×オーシャンブルー、そしてパールと金属パーツ入りのクリアピンクです。

それぞれ個性が出て、どれもお気に入りの作品になりました。

Smile
Smile

次は金具をつけてペンダントにしたい!

UVレジンから学べること

UVレジンを使った工作は、化学の勉強にもなります。

読んでもちんぷんかんぷんかもしれませんが、一応、説明をのせておきます。

Lucky
Lucky

光で固まる仕組みは難しい。

UVレジンとは何か

出展:スリーボンド 紫外線硬化樹脂について

UVレジンの正式名称は「紫外線硬化樹脂」です。

主成分は、アクリル系やエポキシ系のモノマー(小さな分子)と、光重合開始剤とよばれる特殊な物質です。

常温では液体のままですが、紫外線(UV)を当てると化学反応が起きて固体にかわります。

光重合のしくみ

UVレジンが固まる現象は「光重合(ひかりじゅうごう)」や「フォトポリメリゼーション」などとよばれます。

光重合で、液体だったレジンが固体のプラスチックに変わるステップは以下のとおりです。

光重合のステップ
  1. 光の照射: 紫外線が、レジン液に含まれる「光重合開始剤」にあたる
  2. 活性種の発生: エネルギーを受けた開始剤が、反応のきっかけとなる「ラジカル(活性種)」を発生
  3. 反応の開始: 発生したラジカルが周囲の「モノマー(単量体)」と反応し、連鎖反応が始まる
  4. 重合の進行: モノマー同士が次々とつながり、長い鎖状の構造を作っていく
  5. 固体化: 巨大な分子である高分子(ポリマー)になることで、液体から固体へと変化

波長による硬化の違い

UVライトには、波長の違いによっていくつかの種類があります。

ジェルネイル用のライトは、UV-LED(波長385〜405nm程度)が主流です。

この波長は、UVレジンの硬化にも適しているため、ネイル用ライトでレジンクラフトができるのです。

Lucky
Lucky

晴れた日なら太陽光でも硬化できます。

Frank
Frank

太陽光だと硬化に時間がかかることも。

天気に左右されないので、UV-LEDライトを使うと確実です。

レジンクラフトの安全対策

UVレジンを扱う際は、いくつかの注意点があります。

レジンクラフトで気をつけること
  • 肌の保護: 硬化前のレジン液は肌に直接触れないように注意する
  • 手袋の着用: 作業時は必ずニトリル手袋を着用する
  • 換気の徹底: 独特の臭いや揮発成分があるため、必ず換気の良い場所で作業
  • 目の保護: 目への刺激を避けるため、点灯中のUVライトを直視しない
  • 道具の清掃: 使用した後の道具は、レジンが固まる前に専用クリーナーで拭き取る

硬化したレジンは安全ですが、硬化前の液体は皮膚への刺激性があります。

とくにアレルギー体質の方は、より慎重に扱う必要があります。

おわりに

ジェルネイルのUVライトを活用して、親子でレジン宝石づくりを楽しみました。

100円ショップの材料でも、十分に本格的な作品ができました。

身近な素材で化学を体験できるレジンクラフト、ぜひ親子で楽しんでみてください。

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